壺のある生活

映画・DVDのレヴューと感想。データベース。
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ふたりにクギづけ
ふたりにクギづけ Stuck On You (2003/アメリカ)
stuck.jpg
素直に笑える。

監督・脚本
ボビー・ファレリー Bobby Farrelly
ピーター・ファレリー Peter Farrelly
出演
マット・デイモン Matt Damon (Bob)
グレッグ・キニア Greg Kinnear (Walt)
エヴァ・メンデス Eva Mendes (April)
セイモア・カッセル Seymour Cassel (Morty O'Reilly)
シェール Cher (Cher)
ウェン・ヤン・シー Wen Yann Shih (May)
and more


【ストーリー】
ボブ(マット・デイモン)とウォルト(グレッグ・キニア)は双子の兄弟。俳優志望で社交的な性格のウォルトは、バーで出会った女性も簡単に口説き落とすプレイボーイ。方や少々引っ込み思案で奥手のボブは、インターネットで知り合い、3年間も文通を続けているメル友のメイにさえ兄弟の“秘密”を打ち明ける事が出来ない。生まれてから片時も離れず、ずっと寄り添って生きて来た兄弟の“秘密”……それは、お互いが腰の部分でくっついている結合双生児であること。そんなふたりは、役者になるというウォルトの夢を叶えるために住み慣れた島を離れ、夢の都ハリウッドへ向かう。しかし、ボブがくっついていることが災いして、一行に俳優の仕事は見つからず、やっとの事で手に入れた初仕事もポルノ映画だったりとトラブルの連続。一方、ボブの方もメイに気付かれないよう、ウォルトを同伴してその場を取り繕うデートを重ねていた。そんな中、ひょんな事からウォルトがオスカー女優シェールの相手役に抜擢される。突然のビッグ・チャンスに張り切るウォルト。ボブも“お互いの成功を邪魔しない”という誓いを守り、撮影に協力するのだが……。果たしてウォルトの夢は叶うのか? ボブとメイの純愛の行方は? そして、ふたりの“密接な関係”に1つの決断が下される……。
(公式HPより引用)


「この題材をコメディで!?」と興味を引かれ、映画館に観に行きたかったのですが機会がなく、今回DVDで観賞。監督はあのファレリー兄弟です。
正直、この兄弟の映画はあまり好きではないのですが、これはわりと楽しめた。

マットが出ているからでしょうか。

その通りですが、ネタもあんまりシモネタばっかりじゃなく、素直に(´∇`)ケラケラと笑えるものばかりだったのがよかったのかな。

プレイボーイのウォルトの相手役に、マットの元カノ、エヴァ・メンデス
彼女がまた、頭わるそーで、でもすっごい良い子で、ボブとウォルトの体をみての一言は、

「わぉ、つながってるのね!」

以上。
というあっさりリアクション。
その気にしなさ加減が、エヴァ演じるエイプリルの、明るく優しい魅力を存分に引き出していたと思います。
そりゃ付き合っちゃうよね、マット。って思った。


ボブとウォルトは、生まれたときから腰の部分で繋がっており、分離するには危険を伴います。それは肝臓がひとつしかないから。分離手術を受けると、肝臓を持っていないウォルトの助かる確率は50%まで落ちてしまう。
ボブの強い希望で、“分離手術は行わないこと”で二人の意見は一致しているようでした。

このふたり、性格がまったく違う、というのがとても面白かった。
俳優志望のウォルトが舞台に出るとき、ボブはウォルトに半ば引きずられながら、舞台の上でパニックを起こして過呼吸になり大汗をかきます。
そんなボブなのに、ウォルトの「俳優になりたい」という夢に付き合ってハリウッドまで出向くというという優しさっぷり。
うも~、マットったら!(*´д`*)キュンキュン

彼女自身を演じるシェールに、「番組をつぶすためのコマ」として利用されるウォルトですが、意外なところで能力を発揮したボブの脚本のおかげで番組は大ヒット。
映らないようにしてるのに、たまにちょっと鼻先が画面に出ちゃうマットに萌えでした。(最近、マットならなんでも萌える)

自由に仕事がしたいウォルトと、自由に恋愛したいボブ。
ウォルトの強い希望で、二人は分離手術を受けることを決意します。

そして無事成功し、念願通り離れてみたはいいけれど、今までずーっとくっついてた相手が急にいなくなって、うまく歩けないわ仕事はできないわ、寂しくて寂しくて泣いちゃうわでまるでダメ。
結局ふたりは、マジックテープでくっついて、必要なとき離れるという便利技を開発しましたとさ。終わり。



ま、つまり、結合双生児を題材にした、サクセスストーリーなわけですが・・・

出てくる人たちは皆優しさに溢れまくり、他人を尊重できて差別せず、出来杉くんのあつまりみたいな印象でした。
題材が障害者だから当然の配慮かもしれませんが。

それにしてもファレリー兄弟は、障害者を題材にしたり起用するの好きですね。好きだけにうまい、と感じる。
でもこの映画を、実際のシャム双生児やその家族が観たら、どう思うのかは分かりません。意見が聞きたいところです。

みんな優しい、相手思いな人ばっかりなのですが、やっぱりボブとウォルトの仲良しっぷりが一番でしょうか。
「相手のこと好きなんだなー」っていうのが、とってもよく伝わってくる演技でした。
特に、底なしに優しくてまじめなマットには(*´д`*)ハァハァしっぱなし!あああ~可愛い~~~(*´д`*)パッション!!

マットの
(´・ω・`)ショボーン顔 → (・∀・)ニッコリ顔 
の変化には、あらゆる病をたちどころに治す効力があるといいます。


あとこの映画、エンドロールまでちゃんと観ましょう。
ラストの方に、おもしろビックリ映像がついてます(*^ー゚)b
映画観てて、久しぶりに声出して笑ったYO



■結合双生児について■

わたしはあまり詳しくないのですが、実際には、『共有しているのは肝臓のみで、分離した後もお互いが問題なく生存できる結合双生児』というような症例はないようです(全部調べたわけではないので、間違っていたら教えてください)

関連サイト
結合双生児の人生
CNNサイエンス


★★★★☆



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クローサー
クローサー Closer (2004/アメリカ)
closer.jpg
自制心崩壊物語

監督
マイク・ニコルズ Mike Nichols
脚本
パトリック・マーバー Patrick Marber
出演
ナタリー・ポートマン Natalie Portman (Alice)
ジュード・ロウ Jude Law (Dan)
ジュリア・ロバーツ Julia Roberts (Anna)
クライヴ・オーウェン Clive Owen (Larry)
コリン・スティントン Colin Stinton (Customs Officer)
and more


ロンドンを舞台に、引き寄せられるように巡り合う4人の愛の物語。
小説家志望でジャーナリストのダン(ジュード・ロウ)、N.Y.から単身渡英してきたストリッパーのアリス(ナタリー・ポートマン)、フォトグラファーのアンナ(ジュリア・ロバーツ)、そして医師のラリー(クライヴ・オーウェン)。彼らのむき出しで率直で赤裸々な愛が、形を変えて巡っていきます。

この映画、元は劇作家パトリック・マーバーの戯曲なんですね。演劇の映画化なのか。知らなかった。

「愛」をクローズアップしたこの作品、とにかく主人公たちが愛に貪欲。
貪欲というか、“趣くまま”というか、身勝手というか。
激しくネタバレになるので、詳しくは書きません。

アリスとダンが出会い、恋に落ちる。
ダンとアンナが出会い、恋に落ちる。
ダンの入れ知恵でアンナとラリーが出会い、恋に落ちる。
ダンとアンナの関係が深まり、ダンはアリスと、アンナはラリーと別れを告げる。
でも結局うまくいかなくて、アンナはラリーの元へ戻り、ダンはアリスの元へ戻っていきます。

まとめちゃうとこれだけなんですけど。


アンナに出会った直後のダンを見て、瞬時にダンがアンナに恋したことに気付くアリス。
涙を流しながら、真正面からアンナに抗議しライバル宣言するアリスに、ちょっとぞっとしました。勘の鋭さとダンに対する真剣さが伝わってきました。
そんなアリスに気圧されて、「わたしはダンを好きじゃない」と退くアンナ。

でも結局、二人は密に関係を深めます。

「アンナを愛してしまった」と、ダンがアリスに別れを切り出すシーンでは、
「(アリスを)好きだから嘘はつけない」
と言って、ありのままを話すのですが、それがあまりに残酷で自分勝手で、見ていてむかつきました。

だって、二人の住む部屋でセックスした、と素直に告白するんだもん。お前はアフォかと。
苦しそうに泣くアリスを見て、胃が痛くなりました。
わたしにもそんな思い出があったなぁ、と(´∀` )

んで、アンナも、ダンと浮気しつつラリーと結婚するという暴挙に出ます。しかも結婚後にダンとの関係を一方的に話し、離婚を迫るという身勝手ぶり。
嫉妬心全開のラリーは、ダンとのセックスがどうだったのか、しつこくアンナに問い正します。そしてそれに、丁寧に答えるアンナ。何故・・・・・・・。

そんな仕打ちなのに、
「別れたくない、捨てないで!!」オーラ全開のラリー。
“より戻せ”運動が激しくて、はっきりいって( ´Д`)キモッ
しかも、
「最後に一発やらせろ」と迫ります(´∀` )

最低だし、おまえらはそればっかりかと。

“離婚届けに判をもらう換わり”という最低なセックスを承諾するアンナですが、アンナ的には「仕方のないこと」。でもそれに気付いたダンは、またもやそれをアンナに問いただし、そしてまたもや、丁寧に答えるアンナ。そしてダンは、「もう続けられない」とアンナを振ります。

で、結局アンナはラリーの元へ戻り、ダンはラリーに、「アリスの元へ戻れ」と言われます。
人の妻を寝取っておいて、その旦那から助言をもらうなんて最低ですが、さらに最低なことに、ダンはラリーの目の前でまるで駄々をこねる子どものようにしくしくしくしく泣きじゃくります。

女のことで女々しく泣くんじゃねぇ!キモイ!!!
わたしにもそんな思い出が(ry


んで。
そんな最低な男なのに、アリスは戻ってきたダンを受け入れます。愛してるってそういうことなのかな・・・
しかし、ダンは、自分と離れている間のアリスの行動(ラリーと出会って関係を結んでいる)を問いただします(´∀` )もーいいじゃん・・・

そして、その後、アリスは急に
「愛は冷めた、消えろ」とダンを振り、そして単身N.Y.に戻っていきます。


ラストシーンからは、色々なメッセージを受け取ることができます。
フリーになったアリスをクローズアップするようなラストでしたが、4人のうち、誰の選択が正しかったのかは、分からないし、観る人によって違うと思います。
愛や恋に対して、素直になるのと自分を抑えることのどちらが正しいのか。
相手のことを思って、正直に話すのか嘘をつくのか。これも、どっちが正しいかなんてその時々によって違うし、人によって考え方も違うと思います。


そんなことを、様々考えさせられる一本でした。



この映画に感化されて書いた日記はこちら


★★★☆☆



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ザ・インタープリター
ザ・インタープリター The Interpreter (2005/アメリカ)
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美しすぎる・・・

監督
シドニー・ポラック Sydney Pollack
脚本
スティーヴン・ザイリアン Steven Zaillian
出演
ニコール・キッドマン Nicole Kidman (Silvia Broome)
ショーン・ペン Sean Penn (Tobin Keller)
キャサリン・キーナー Catherine Keener (Dot Woods)
アール・キャメロン Earl Cameron (Zuwanie)
イェスパー・クリステンセン Jesper Christensen  (Nils Lud)
ジョージ・ハリス George Harris (Kuman-Kuman)
and more


【ストーリー】
事件は、アフリカのマトボ共和国で生まれた国連通訳シルヴィア(ニコール・キッドマン)が、同国の大統領ズワーニ(アール・キャメロン)の暗殺計画を聞いたと通報したことから始まる。それ以来、彼女の生活は一変。殺し屋たちのターゲットとなり、同時にシークレット・サービスの疑惑の対象になってしまう。そしてシルヴィアを"保護"する捜査官ケラー(ショーン・ペン)は、彼女の過去を探るうちに彼女自身が陰謀に関わっているのではないかとの疑いを深めていく…。
シルヴィアの抱える"秘密"は、ケラーにとっては"嘘"でしかない。彼女は犠牲者か?容疑者か?それとも───?
数週間前に妻を亡くしたばかりのケラーは、かつてマトボでシルヴィアが体験した悲痛なできごとを知るにつれ、彼女を守り通すことで自分のアイデンティティと愛を取り戻そうとするが……
(公式ホームページより引用)


BLOOMという姓は、南アに多い名前なのかしらん?
今をときめく人気俳優、オーランド・ブルーム(Orlando Bloom)も、南ア系の血が入ってるんだったよね?(うろ覚え)
あれ、お父さんがアパルトヘイト開放の活動家なだけだっけ?(さらにうろ覚え)

ま、いっか。

とにかく、「絶対そんな美人の通訳なんていない」と確信できるくらい美しすぎるシルヴィアは、イギリス人と南ア人の血を引く、アフリカはマトボ共和国(架空の国)の生まれ。世界平和を祈って、銃でなく言葉の力を使って活動しようとする通訳で、どこか陰のある女性を演じています。

もうとにかくニコールたん萌え!
好きすぎて失神するかと思ったYO

故郷で、「テロリスト撲滅」の名のもとに、無差別大量虐殺を繰り返すズワーニの手にかかり、両親と妹を地雷で失ってしまったという悲しい過去を持っています。
“深い傷を負ったが故の、強い信念を持った女性”を好演。
強がってるけど、ふとした瞬間に子犬のよーにフルフルするニコールたんに(*´д`*)ハァハァしっぱなしですた。


はじめはシルヴィアの虚言や陰謀を疑う、こちらも妻を失ったばかりという悲しい過去を持つシークレット・サーヴィスをあのショーン・ペンが熱演。

この人って、ぱりっとスーツを着られないのかしら?

いっつもヨレヨレダラダラしてる印象なんですけど・・・(ファンの方すみません)
(ヨレヨレダラダラって、ヨダレダラダラに見える)

シルヴィアの過去や事件の真相が明らかになるにつれ、ちょっとずつケラーがシルヴィアに好意を持って気持ちが近づく感じがとってもうまかった。焦らず、待たせず。
しかし、二人がはじめて抱き合うシーンでは、ソファに座ってるのに明らかにニコールのほうがでかいという難点が。
いや、でかさも彼女の魅力のひとつなのだが、なんかちょっとアレだった。(好きです、ニコール)


ズワーニ暗殺の真相解明のため、各要人の尾行をするシークレット・ザーヴィスたち。
“尾行がうっかりバレる”などの、シークレット・サーヴィスに有るまじきミスなどもてんこ盛りですが、シルヴィアと、マトボ開放の活動家クマン・クマン(ジョージ・ハリス)、事件にかかわっているとみられる爆弾テロ犯が同じバスに乗り合わせるシーンでは、すごい緊張感とスピード感があって、手に汗握る展開でした。見ごたえある~


結局、ズワーニ暗殺未遂は、彼本人の人気を高めるための自作自演だったことが、ケラーの手柄により判明。
しかし、両親、妹の他に、愛する兄まで失ってしまったシルヴィアは、ズワーニに近づき彼女の手で暗殺を遂行しようと企てます。

平和をもたらしてくれると信じていたのに、という彼女の苦しみと悲しみが伝わってきて、
そんな簡単に大統領に近づけるものなの?てか、護衛は?
などというつまらない疑問は、彼方へ葬り去られました。

しかも、一国の大統領を殺しかけたのに、国外追放だけで済むニコールたん。
ケラーが弁護をした結果ということでしたが、あまりにも罪が軽いので驚いたYO


それもこれも、全部ニコールたんが可愛いから成せるワザなんだね!!



つか、「インタープリター」だから、「ジ」だよね、邦題・・・



★★★★☆



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レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語
レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語 Lemony Snicket's A Series of Unfortunate Events (2004/アメリカ)
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監督
ブラッド・シルバーリング Brad Silberling
出演
ジム・キャリー Jim Carrey (Count Olaf)
リアム・エイケン Liam Aiken (Klaus Baudelaire)
エミリー・ブラウニング Emily Browning (Violet Baudelaire)
カラ・ホフマン Kara Hoffman (Sunny Baudelaire)
シェルビー・ホフマン Shelby Hoffman (Sunny Baudelaire)
ジュード・ロウ Jude Law (Lemony Snicket/voice)
ティモシー・スポール Timothy Spall (Mr. Poe)
キャサリン・オハラ Catherine O'Hara (Justice Strauss)
メリル・ストリープ Meryl Streep (Aunt Josephine)
and more


レモニー・スニケットが語る、世にも不幸せな3兄弟の物語。

発明家の長女ヴァイオレット(エミリー・ブラウニング)、読んだものを全て記憶する読書家の長男クラウス(リアム・エイケン)、何でも噛むことが好きな幼い次女サニー(カラ・ホフマンシェルビー・ホフマン)。
ある日突然、この3兄弟の両親が、不可解な火事のために他界する。莫大な遺産を背負った彼らは見知らぬ親戚の家をたらいまわしにされるが、そこには意外な真実が隠されていた・・・


冒頭に、この物語が不幸で残酷なお話であることを警告し、タイプライターで物語を綴りながら語り聞かせてくれるのは、レモニー・スニケットの影。
この顔のうつらない語り部役は、世界の俳優働きすぎ選手権で第二位にランク・インしている、ジュード・ロウ氏です当社調べ)。
(ちなみに、働きすぎ第一位はニコール・キッドマン、第三位はユアン・マクレガーが認定されています)

最後まで丁寧に解説をしてくれていますが、彼はこの撮影に1日しかかからなかったそうです。
仕事が早いのか適当なのか。きっと前者でしょう。
ちなみにこの作品はシリーズ化するそうですが、当面、レモニー役は彼が演るようです。


降りかかる不幸に勇敢に立ち向かう3人。とっても魅力的な3人でした。
長男クラウス君は、撮影の間に15cm背が伸びたそうです。
成長期ってすごい・・・
作品の中で、彼の成長を目の当たりにできます。どのタイミングで撮影しているのかは分かりませんが、明らかに大きさの違うシーンを見つけることができて楽しいですよ。

噛み噛みサニー役は、双子ちゃんが演じているようです。
この映画、ダスティン・ホフマンがものすごく分かりやすくカメオ出演しているのですが、このサニー役の双子も姓がホフマンなんだよね・・・
孫なのか!?と思ったんだけど、そんな情報は見つからず。
ああでもなんか関係がありそうな気がするんだけど・・・
どなたか、真相をご存知の方いらしたら、教えてください。


んで。
3人の不幸の根源を演じるのは、 あ の ジム・キャリー氏です。
見慣れた顔芸とリアクションのオンパレード。







エターナル・サンシャインの感動を返してくれ_| ̄|○


エターナル・サンシャインでのジムに、一瞬でも萌えた自分が許せません・・・
じっとしてりゃかっこいいのに・・・・・・・・・



度重なる不幸を乗り越えていく彼らですが、ラストは一応、ハッピーエンドです。一応
次があるということは、また不幸な出来事が降りかかるということなんでしょうか。
原作読んでないので分からないのですが、何とか頑張ってもらいたいものです。
次回作が楽しみ♪


★★★★☆



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CSI:4 『第5話 心優しき獣たち』
CSI:4 科学捜査班 CSI:4
csi.jpg

製作
ジェリー・ブラッカイマー Jerry Bruckheimer
and more
出演
ウィリアム・ピーターセン William L. Petersen (Gil Grissom)/野島昭生
マージ・ヘルゲンバーガー Marg Helgenberger (Catherine Willows)/高島雅羅
ゲイリー・ドゥーダン Gary Dourdan (Warrick Brown)/山野井仁
ジョージ・イーズ George Eads (Nick Stokes)/家中宏
ジョージャ・フォックス Jorja Fox (Sara Sidle)/浅野まゆみ
エリック・ズマンダ Eric Szmanda (Greg Sanders)/村治学
ロバート・デヴィット・ホール Robert David Hall (Dr. Al Robbins)/西村知道
ポール・ギルフォイル Paul Guilfoyle (Capt. Jim Brass)/麦人
and more


『第5話 心優しき獣たち : Fur And Loathing』

【ストーリー】
山中の路上で、大型トレーラーと乗用車が正面衝突し乗用車の運転手リンダが死亡する。彼女は路上で何かを轢き、動転して反対車線へ飛び出し事故を起こしたようだった。
路上には何か動物の足跡のようなものが。そしてその足跡の先には、アライグマの着ぐるみを着た男性が、銃で撃たれて死亡していた。
一方、とある食品会社の冷凍庫から、銃殺され凍った遺体となった男性が発見される。犯人に拉致され逃げ出してきたというジョージという男が出頭する。証言によると犯人に冷凍庫へ連れて行かれたと言うが、何故ジョージは殺されずにすんだのか?


「着ぐるみを着たまま」という、一般的には非常識な状況が、事件への興味をより一層強める要因になった感じです。
なんで着ぐるみ着てんのよ、なんで車に轢かれたのよ、てかなんで撃たれてんの!?
と、「落ち着いて見ろよ」と自分に突っ込みたくなるくらい興味津々丸でした(´∀` )

着ぐるみ死体を発見したグリッソムとキャサリン。
着ぐるみとデートしたことある、というキャサリンに、
「君の経験豊富さには驚かされる」
とびっくりした顔をするグリッソムに萌え。

捜査を進めるうち、着ぐるみ男ピットは、“動物の心を持つ人間達”の集会に参加していたことが判明。
“動物の心を持つ人間達”の集会って・・・。
集会では、着ぐるみやらコスプレした動物人間たちがひしめいておりました。ちょっと異様。

そこでグリッソムとキャサリンは、アライグマピットの吐物から出た、青い線維を持つ動物人間を探します。
csi5.jpg
容疑者の一人、猫人間“セクシー”(閉口)

セクシーの話によると、セクシーとアライグマピットは、着ぐるみ世界での仲のいい二人。着ぐるみのままじゃれあったり触りあってコミュニケーションを取るというのだ。
驚いたことに、セクシーの着ぐるみには、ピットの精液がべったり Σ(´Д`lll)
それを見て「異常だ」と言うキャサリンに対し、

「フロイトが言うには、セックスをしない人だけが異常であって、形や相手は自由だ」

とグリッソム(´∀` )
それでいいのか?

んで。
事故で死んだリンダは、ピットの恋人だったことが判明。
彼女も動物人間だったのでした。
人間カップルが、動物カップルに嫉妬して、そしてリンダとピットは車内で喧嘩をしていた様子。
口論&吐き気で車を降りたピットは何故撃たれたのか?
(吐き気の原因は、セクシーに塗られた媚薬のせい。これを塗ったのは、リンダを崇拝するオオカミ男。リンダがいるのにセクシーと浮気するのが許せなかったらしい。複雑。)

それは、近所の人が、コヨーテと間違えて撃ったんだとさ。

結局、恋愛の嫉妬が原因の喧嘩に、偶然の事故が重なっただけの事件と判明。
誰も罪に問われないとして、事件は幕を閉じます。


一方の冷凍人間ですが。

出頭したジョージは、現場の食品会社の社員。
そこに自動販売機があること、警備員のいない時間などを何気なく喋った相手、自分のいとこが、自動販売機のはした金目当てでおこした事件でした。
ジョージもそのいとこもちょっとアホそう・・・

こっちは特筆することなし。

あ、今回はサラたんとニック、仲良く仕事してましたよ。



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トロイ
トロイ Troy (2004/アメリカ)
troys.jpg
ブラピの裸体(*´д`*)ハァハァ

監督
ウォルフガング・ペーターゼン Wolfgang Petersen
出演
ブラッド・ピット Brad Pitt (Achilles)
エリック・バナ Eric Bana (Hector)
オーランド・ブルーム Orlando Bloom (Paris)
ダイアン・クルーガー Diane Kruger (Helen)
ローズ・バーン Rose Byrne (Briseis)
ショーン・ビーン Sean Bean (Odysseus)
ブライアン・コックス Brian Cox (Agamemnon)
ピーター・オトゥール Peter O'Toole (Priam)
ブレンダン・グリーソン Brendan Gleeson (Menelaus)
ジュリー・クリスティ Julie Christie (Thetis)
and more


また観ちゃった(ノ´∀`*)

ジャパンプレミアで生ブラピの興奮とともに鑑賞。
劇場で感動再び。
んで、DVDで2回目、計4回。

ブラピファンかオーリーファンじゃないと出来ない離れ業だと思います。


鍛え上げられたブラピ様の肉体美に(*´д`*)ハァハァ
嗚呼!筋肉!!

もうね。
ブラピ=(*´д`*)ハァハァ

っていう生体反応が備わってしまっているみたい。
まるでパブロフのごとく、画面にブラピがちらりとでも映ろうものなら、意識せずとも(*´д`*)ハァハァしてしまいます。

ストーリーというか、歴史的に仕方のないことなのですが、
パリス(オーリー)に弓矢で射殺されるシーンでは、


「てめぇこの野郎、オーリーの分際でブラピを殺してんじゃねぇ!」


と、やり場のない怒りが。
やり場がないというか、意味がないし、まったくもって正しくない。

そして、ストーリーに感動するでもなんでもなく、
ただブラピが死ぬシーンに耐えられず泣きます。




間違ってますかそうですか。

(注:ブラピ出演映画については、正しい評価ができませんのであしからず)


★★★☆☆
(それにしたって長い)



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21グラム
21グラム 21 Grams (2003/アメリカ)
21g.jpg
失くす代わりに得るものとは

監督
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ Alejandro González Iñárritu
出演
ショーン・ペン Sean Penn (Paul Rivers)
ナオミ・ワッツ Naomi Watts (Cristina Peck)
ベニチオ・デル・トロ Benicio Del Toro (Jack Jordan)
シャルロット・ゲンズブール Charlotte Gainsbourg (Mary Rivers)
メリッサ・レオ Melissa Leo (Laura)
クレア・デュヴァル Clea DuVall (Claudia)
and more


【ストーリー】
重い心臓病で、余命1ヶ月の大学教授ポール(ショーン・ペン)と、夫と二人の娘に囲まれ幸せに暮らすクリスティーナ(ナオミ・ワッツ)、前科を持ち、今はキリストの信仰に生きて家族と静かに暮らすジャック(ベニチオ・デル・トロ)。
何の関わりもなかった3人が、ある交通事故をきっかけに複雑に絡み合っていく。


人が死ぬときに失う「21グラム」。これは何の重さなのか?
それを失う代わりに、人は何を得るのか。
3人の人生を通じて、その重みを考える作品。


冒頭、ポールが病院内で、人工呼吸器に繋がれ、死を考えるところから物語は始まります。
いったいなぜそんな状況になっているのか、それがいつのことなのか分からずに、物語は進んでいきます。

最初混乱しかけたのですが、この映画、話が進むにつれて、徐々に過去に返っている。今見ている映像は、その次にある映像の未来であって、観客は常にちょっとずつ先を観ているという寸法。
つまり、冒頭がラストシーンというわけ。
映画にはありがちな展開なんだけど、これが3人同時進行で行われるので、時間軸がどこで繋がっているのか分かりづらかったです。(観ているうちに分かるけど。)
じわじわとストーリーの全貌が見えてきて、ラストシーンは知っているわけですから、そこにどうつながっていくのか先を観るのが待ち遠しいくらいでした。


心臓の移植手術を待つポールのところに、臓器提供者が現れます。それは、交通事故死したクリスティーナの夫、マイケル。そしてそのマイケルをひき殺したのが、ジャックでした。

自分の命の恩人を探すポールと、夫と娘を奪われた深い悲しみに沈み復讐を考えるクリスティーナ、そして信仰を失い、自分のしたことに苦悩するジャック。
皆がそれぞれ悩み、八方塞りの状態で鉢合わせます。

そしてポールの行動と死を通じて、それぞれが、誰かが失った21グラムの代わりに、何かを得ていきます。
それは新しい命だったり、家族の愛だったり。


21グラムは、失った魂の重さ。
その代わりに得る別のものの重さを考える、ってことかな?

作品でははっきりと示唆しないので、それぞれが何か感じないと意味のない映画だと思いました。


題材はいいけど、思ったより「21グラムの重さ」について深く触れなかったので、ちょっと残念な感じです。


★★★☆☆



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女はみんな生きている
女はみんな生きている Chaos (2002/フランス)
chaos.jpg
痛快!

監督
コリーヌ・セロー Coline Serreau
出演
カトリーヌ・フロ Catherine Frot (Hélène)
ラシダ・ブラクニ Rachida Brakni (Noémie/Malika)
ヴァンサン・ランドン Vincent Lindon (Paul)
オレリアン・ウィイク Aurélien Wiik (Fabrice)
リーヌ・ルノー Line Renaud (Mamie)
クロエ・ランベール Chloé Lambert (Florence)
マリー・ドナルノ Marie Denarnaud (Charlotte)
イヴァン・フラネク Ivan Franek (Touki)
and more


【ストーリー】
無関心で身勝手なダメ亭主ポール(ヴァンサン・ランドン)と、おバカな一人息子ファブリス(オレリアン・ウィイク)に悩まされる、平凡で多忙な兼業主婦のエレーヌ(カトリーヌ・フロ)。
遅くに出来た、育てそこないのダメ息子ポールに冷たくあしらわれる年老いたマミー(リーヌ・ルノー)。
壮絶な過去を持つ謎の娼婦ノエミ(ラシダ・ブラクニ)。ノエミが守ろうとする、過酷な家庭環境に置かれている妹のゾラ。
4人の女性が、出会い、協力し合って、ダメ男たちを一蹴する、痛快コメディ。


2回観て、2回とも同じ場面で笑ってしまいました。

スピーディでスリリングで、かなり壮絶なストーリーなのにそれを感じさせない面白さ。
ノエミの過去などとくに、かなりエグいのですが、ものすごいスピード感でさらりとみせてくれます。


でも、何がいいって、俳優さんたちの演技力がすごい!
表情が実に多彩で、ちょっと大げさなくらいの顔演技オンパレード。それが分かりやすく絶妙で、なんとも言えないフィット感を生み出しています。
そうそう、こういう時ってそんな顔するよね!
って感じ。観ていて気持ちいいくらい。

エレーヌの、“混乱している平凡なおばちゃん”演技は圧巻です。うっかりした時や、バカ息子&亭主に嫌気のさした顔など、表情だけで笑えます。
ファブリスのバカ顔は愛おしいくらいだし、バカなりにやっと気付いた、自分の失言や失態に動揺する顔とかもう最高。

ノエミの大きくて力のある“目の演技”と、後半、ノエミに骨抜きにされたポールの焦燥しきった表情と演技は必見です。


嗚呼なんかうまく書けないんだけど、とにかく面白いので皆観ろ!w


★★★★★



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ドッグヴィル
ドッグヴィル Dogville (2003/デンマーク)
dogville.jpg
難解・・・

監督
ラース・フォン・トリアー Lars von Trier
出演
ニコール・キッドマン Nicole Kidman (Grace Margaret Mulligan)
ポール・ベタニー Paul Bettany (Tom Edison)
クロエ・セヴィニー Chloë Sevigny (Liz Henson)
ローレン・バコール Lauren Bacall (Ma Ginger)
パトリシア・クラークソン Patricia Clarkson (Vera)
ベン・ギャザラ Ben Gazzara (Jack McKay)
ジェームズ・カーン James Caan (The Big Man)
ステラン・スカールスゲールド Stellan Skarsgård (Chuck)
and more


難解。
そして、重く息苦しくて、陰の濃い作品。

それもこれも、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』のラース・フォン・トリアー監督作品だから、という解釈でいいのかちら?
この2作だけ観ると、衝撃的な作品をつくる監督、として認識してしまいそうなのですが、他の作品がどんな内容なのか激しく気になりました。

でも観るの辛そう_| ̄|○


【ストーリー】
舞台はロッキー山脈に近い、山々に囲まれた孤立する町ドッグヴィル。ある日この村に、グレース(ニコール・キッドマン)という名の美しい逃亡者が紛れ込む。村の青年でライターのトム(ポール・ベタニー)は追ってきたギャングからグレースを守り、そして彼女を町で匿うことを提案した。
15人の大人と7人の子ども、一匹の犬しかいない小さな町で、匿われるための“2週間で町の人々に好かれること”という条件を満たすため、グレースは町の人々に肉体労働を提供するのだが・・・


「9章のエピソードとプロローグから成る物語」で語られるドッグヴィルは、床に家や道、畑などを表す白線を引き、必要最低限の小道具のみで形造られた小さな町。

俳優はもちろん、壁やドアがあるかのようにパントマイムを取り入れながら演技をします。空間を区切る壁が見えるような気になるのが不思議でした。
しかし、実際には壁はないので、グレースの監視は容易だし、数少ない町の人々が何をしているか、手に取るようにわかる。直接見えてはいないけれど、お互いのしていることが分かり、それを知らないふりができる。
閉鎖された空間での、人間のあざとさと卑劣さと冷徹さを表現しているようで、ぞっとしました。

“匿われること”の対価として、グレースは町の人々の言うなりに“肉体労働”を提供します。
町の人々は、“匿う”報酬として“グレースを自由に使う”ことを要求する。
それは徐々に過激になり、“報酬として”行為を正当化する町の人々は、グレースをレイプし、監禁して、酷使します。


人は弱いな、と思いました。
判断基準がなければ、自分の選択の正誤が分からない。分からないなら、“強いもの”に従うしかない。
この場合、“町の均衡を保つこと”が彼らにとって“強いもの”であり、均衡が実際に取れているかどうかは問題でなく、彼らにとって心地よければそれがベストな状態、というわけ。

普通ならグレースが反発したり、逃げ出せば解決するのですが、彼女は“憐れみ許すこと”で町の人々が改心することを望み、そのためなら自らの体を汚されてもなお引かない立場にいて、
途中、それを断念しそうになって逃げ出したものの失敗し、余計に町の人々を逆なでしたために、解決とは正反対の道を進みます。


わたしが「難解」だったのはこの部分で、
何故グレースは、ドッグヴィルという町を選んで、彼らを試し許そうとしたのか。
“傲慢である”父への反発心から?
自分の“傲慢さ”を戒めるため?

しかし結局、グレースは町を焼き、ドッグヴィルの住民を全て銃殺します。
グレースはドッグヴィルの人々を許しきれず、つまり自らの“傲慢さ”は、そこでの試みでは戒められなかった。

異物を排除し、狭い基準で判断し、独自のルールを押し付ける傲慢さと、それを許し、受け入れることで彼らに過ちを気付かせられると思う傲慢さと、その傲慢さを許す傲慢さ。
それらを象徴的に表すのが、グレースという存在なのでしょうか。
人は誰しも傲慢である、ということを突きつけ、戒めることがグレースの存在の意味なのでしょうか。

考えすぎですかそうですか。



ちなみにこれ、ニコール目当てで観たのですが、やっぱり彼女は美しい(*´д`*)
レイプされるシーンは吐き気がしましたが、露わになった彼女の恐ろしいほど白く細い太ももに、ものすごいエロスを感じたことも事実です(ノ´∀`*)

“弱い”という立場がよりそうさせているのかもしれませんが、とにかく、胸がざわざわするくらいエロティックでした。


★★★☆☆



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ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ
ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ Hide and Seek (2005/アメリカ)
hideandseek.jpg
演技派 vs 演技派

監督
ジョン・ポルソン John Polson 
出演
ロバート・デ・ニーロ Robert De Niro (David Callaway)
ダコタ・ファニング Dakota Fanning (Emily Callaway)
ファムケ・ヤンセン Famke Janssen (Katherine)
エリザベス・シュー Elisabeth Shue (Elizabeth)
エイミー・アーヴィング Amy Irving (Alison Callaway)
ディラン・ベイカー Dylan Baker (Sheriff Hafferty)
and more


観る前からラストが想像できる単純なお話ですが、結末を知っていてもめちゃくちゃ怖かった(´Д`lll)


“心に傷をおった人は、もうひとつの人格を持つ”

これがストーリーのキーワードで、妻を亡くしたデヴィッド(ロバート・デ・ニーロ)と母を亡くしたエミリー(ダコタ・ファニング)の、心の傷が恐怖のループをつくりあげていきます。
精神状態の不均衡が人に与える影響の恐ろしさに、脳みその奥がしびれるような感覚を覚えました。


以下めちゃくちゃネタバレ


最愛の母の、リストカット自殺を目の当たりにしてしまうエミリー。そのショックから彼女は心を閉ざし、彼女のため、父親のデヴィッドはN.Y.の郊外へ引っ越すことに。
新居での生活を送るうち、エミリーは想像の中で“チャーリー”という友達をつくり、彼とかくれんぼをして遊ぶのだが・・・


実はこのチャーリー、父親のデヴィッドの別人格。
チャーリーがいつ出現したのかは不明だが、恐らく妻の浮気を発見したときかな?
妻はチャーリーが殺害したようなので。

(しかし、アメリカでは別バージョン&別エンディングがあるらしく、そちらでは、エミリーが空想の友達を求め、それに応じてチャーリーを作り上げてしまった、というお話もあるそうなので、妻殺害が先なのか後なのかは不明。)
でもここは日本版で話をしましょう。


エミリーがチャーリーについて、
「言えない、秘密なの」
と繰り返すため、デヴィッドが想像の友達だと思っているチャーリーはずっと不明のまま。
しかし、想像の友達のわりには、落書きをしたり猫を殺したり人を殺すので、「本当は誰なのか」と観客を疑わせ怖がらせます。そのために、デヴィッド&エミリーのまわりにいる男性は、皆ちょっと怪しい行動をとる。全員が「もしかして!?」と思って疑ってしまいたくなるような演出。
チャーリーが誰なのか知っていても、思わず疑いそうになるくらいうまい演出でした。

エスカレートするチャーリーのいたずらに、頭を抱えるデヴィッド。
徐々にいたずらは過激になり、そしてエミリーはそんなチャーリーに怯えます。


つかもうね、ダコタ最高。

ここまで怖がれたのは、間違いなくダコタとデ・ニーロの演技力のおかげと言っていいと思います。すごすぎる。
ダコタの悲しむ顔、怯える顔、少しずつやつれていく表情のどれも素晴らしいというか、もうマジすげぇ、って感じ。
実際撮影中、彼女は役に入り込みすぎて不眠症になったとか。
どんな11歳だよ・・・

そして、デ・ニーロ怖すぎる((;゚Д゚)ガクガクブルブル
背筋がぞっとする、とは彼の演技のことではないでしょーか?
チャーリーがデヴィッドを乗っ取るシーンなど、全身に鳥肌が立ちました。

ラストは、彼の教え子でエミリーの主治医のキャサリン(ファムケ・ヤンセン)がチャーリーを殺し、エミリーを守ります。
真っ暗闇の中で、水に落ちた拳銃をどうやって拾ったのか、水に濡れたはずの火薬はいつ乾いたのか、など、突っ込みどころは満載でしたが、恐怖に怯えつつも父親を目の前で殺される悲しみを、完璧に演じたダコタに感動。


その後、エミリーはキャサリンに引き取られ、笑顔と平穏を取り戻して生活をします。
しかし、エミリーの描いた絵に、彼女の第二の人格を示唆する描写が・・・!(((( ;゚д゚)))アワワワワ

“心に傷をおった人は、もうひとつの人格を持つ”

これは繰り返される、ということでしょうか。
エンドロール寸前まで、鳥肌には事欠かない映画でした。


ちなみに、別エンディングとは・・・

父親が目の前で死んだ後、精神病院の206号室に入れられたエミリーが、誰もいない部屋で誰かにむかって喋り続ける、というものらしいです Σ(´Д`lll)コワスギル・・・
(206・・・デヴィッドが妻の死に気付いた時間。そしてチャーリーのいたずらに気付く時間も、いつも2:06だった。)
(つまり、そのエミリーの行動が、デヴィッドにチャーリーを生み出させた、という〆らしい_| ̄|○)



演技派(デ・ニーロ)と演技派(ダコタ)の勝負ですが、僅差でデ・ニーロの勝利です。おめでとう。


★★★★☆




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CSI:4 『第4話 灼かれて眠れ』
CSI:4 科学捜査班 CSI:4
csi.jpg

製作
ジェリー・ブラッカイマー Jerry Bruckheimer
and more
出演
ウィリアム・ピーターセン William L. Petersen (Gil Grissom)/野島昭生
マージ・ヘルゲンバーガー Marg Helgenberger (Catherine Willows)/高島雅羅
ゲイリー・ドゥーダン Gary Dourdan (Warrick Brown)/山野井仁
ジョージ・イーズ George Eads (Nick Stokes)/家中宏
ジョージャ・フォックス Jorja Fox (Sara Sidle)/浅野まゆみ
エリック・ズマンダ Eric Szmanda (Greg Sanders)/村治学
ロバート・デヴィット・ホール Robert David Hall (Dr. Al Robbins)/西村知道
ポール・ギルフォイル Paul Guilfoyle (Capt. Jim Brass)/麦人
and more


『第4話 灼かれて眠れ : Feeling The Heat』

【ストーリー】
熱射病の続出する猛暑のラスベガスで、3つの事件が起こる。
一つ目は、ショッピングセンターの駐車場で、車内に取り残された赤ん坊が遺体で発見される。車内の温度は62度になっていた。仕事に夢中になり、息子のことを忘れていた、と父親は言うが、解剖の結果、体内から農薬の成分が検出される。これは事故なのか事件なのか・・・?
二つ目は、湖畔で女性が遺体で発見される。発見場所は水の中だったが、彼女の死因は頚椎骨折と頭部打撲。最後に目撃されたとき、彼女は男と一緒だった。そしてその男は行方不明。
三つ目は、一人暮らしの男性が、自室のマッサージ・チェアで死亡していた。男の死因は、感電による不整脈。しかし最近雷が落ちた形跡はなく、何故男は自室で感電したのか、謎は深まる。


猛暑のラスベガスはすごかったι(´Д`υ)アツィー
出演者たちの肌がジリジリ焼ける音が聞こえてきそうでした。

そんな炎天下の車内に放置される乳児。
車内温度62度って_| ̄|○
車内放置で子どもを死なす事件って、どの国でもあることなんですね・・・痛ましいです。
しかしこの事件は、父親のうっかり事故で片付けられようとしましたが、実は殺意あっての故意の事件。
病気で亡くした上の息子と同じような症状が出た 子どもを見て、
「子どもを亡くす恐怖」から逃れるため、両親は計画して子どもを殺します。

すっごい自己中・・・
子どもに苦しい思いをさせたくない、とか言って、結局自分が苦しみたくないだけじゃん。なんてひどい親なんだろーか。
しかも結局、病気だと思ったのは勘違いで、この両親は健康な息子を、自分たちの勘違いで殺したのでした。


二番目の事件では、湖畔で知り合った即席カップルが、飛び込みの事故で死んだ事件です。
最初に見つかった女性と行動をともにしていた男性が犯人として疑われますが、その彼も死体で見つかります。
先に飛び込んだ女性を助けようとして、道連れになったのか・・・?
真相は謎ですが、息子の無実を信じ、死を悲しむ男性の親に対して、ニックが自己判断でそう説明してしまいます。
「おたくの息子さんは、助けようとして亡くなったんですよ」と。
証拠もないのに勝手な判断、とサラに怒られますが、わたしはニックの行動は正しかったんじゃないの?と思いました。
真相が謎なら、周囲が納得いく解決論を持ち出すことも必要だと思う。
CSI的には、突っ込んだことを言わないほうがいいんだろうけど、サラたん、そんな目くじらたてなくても・・・と思いますた。


んで、3つ目は、水に濡れた床を通して、ショートしたコンセントの入り口から手に持った受話器へ電流が走ったことによる感電が原因でした。
微弱な電流が左半身を通ったことで、不整脈を起こしたのですね。
この男性は、扇風機の前にアイスロックを置いて、即席冷却装置を作っていたのですね。その氷が溶けて、そしてこのような結果に。
どれくらいの確率でこんなことが起こるのか疑問に思いましたが、うっかり死って感じでちょっと情けなさを残して終了。


なんか、どれも印象に残らない事件ですた。



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