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博士の愛した数式

博士の愛した数式 Hakase no aishita sûshiki (2005/日本) 








ルート先生、髪型変だお

監督・脚本
小泉堯史 Takashi Koizumi
原作
小川洋子 Yoko Ogawa
出演
寺尾聰 Akira Terao (博士)
深津絵里 Eri Fukatsu (杏子)
齋藤隆成 Ryusei Saito (ルート)
吉岡秀隆 Hidetaka Yoshioka (ルート)
浅丘ルリ子 Ruriko Asaoka (未亡人)
and more


なんて日本語の美しい映画だろう、と思いました。
穏やかで深く、心に沁みる一本でした。


てゆーか寺尾聰、ヤバイスゴイ。
ものすごい存在感というか、なんかもういるだけで感動する。
浅丘ルリ子の大物っぷりもゴイス。
役者オーラがせめぎ合っていて、気迫と緊張感のある映画ですた。


交通事故で記憶の障害を持ち、80分しか記憶が続かない博士。
ほんとうにそんな記憶障害があるのかどうかは分かりませんが、
でもなんで80分なんだろう?
数学がテーマになっているので、これにも意味があるのでは・・・
と思いましたが、そんな説明ありませんでした(´∀` )

ご存知の方、教えてください。



博士は、未亡人の元夫の弟。
未亡人と恋に落ちるのですが、それが元夫が死ぬ前なのかあとなのか不明。
でも、兄が死んで留学先から日本に戻ってきたんだから、
未亡人と恋に落ちたのは、兄が死んだあとだおね?
じゃー不倫じゃないからいいじゃん、という気がするのですが、
まぁとにかく、許されない恋だったらしい。
それで、駆け落ちしたのかどうなのか、二人の乗った車が事故にあい、
未亡人は足が不自由に、博士は記憶が不自由になってしまった。

二人の間には子どももいたけど、
堕ろしたのか事故で亡くしたのか、生まれるまえに命を落としているようです。



それから、博士は事故の日から記憶をとめたまま、
昔愛した未亡人のことも忘れ(未亡人は年をとるからね、知らない人になっちゃうの)
未亡人の世話になって生きている。


そこへやってきたのが、家政婦の杏子と、その息子√(ルート)。
なんで√?と思っていたら、


「頭のてっぺんが平らで、形が√みたいだから」


工エエェェ(´д`)ェェエエ工工



ま、「どんな数字でも自分の中にかくまってやる、寛大な記号だから」と付け足していましたが、
それでいいのか、ルートよ。
野球のユニフォームの背番号も「√」だし、
ほんとうにそれでいいのか、√よ。



博士にとって子どもは、素数と同じくらい愛すべきもの。
√の存在のおかげで、博士の住む家には笑いが絶えなくなります。



そんな様子を見て、嫉妬にキリキリとハンケチを噛むルリ子(噛んでません)
一方的に杏子を解雇しますが、
博士とルートと杏子には、もう切り離せない絆が。


4人での話し合いの中で、博士が昔、未亡人に送った公式が引き合いに出されます。


eiπ + 1 = 0



オイラーの公式は、
『全く起源の異なる重要な2定数、円周率(π)とネイピア数(e)が、 極めて基本的な数、0, 1, i によって結びついている非常に重要な等式である』 (ウィキペ引用)

つまり、『予想外の調和・連関』をあらわしており、
これは博士と家政婦と√(ルート)、そして未亡人とがそれぞれ、予想外に調和し合い、0=つまり無を得ることができた、ということでしょうか。
√(ルート)の存在が、+1ってことかなと思ったのですが、正しいですか?

原作読んだ方、教えてください。


惜しかったのが、
博士が自分の記憶障害に苦悩するシーンが少なかったこと、
80分しかもたないわりに、意外と普通に生活できていること、
杏子の内面があまり詳しく描かれなかったこと、等。
(↑深津がルリ子に負けてただけかもしんない^^;)


これは、本で読む方が感動するかもしれないなぁと思いました。
なので、読んでみます♪


★★★★☆




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Comment
≪この記事へのコメント≫
本で読みました。
りょうさんが物足りなく感じた部分、きっとちゃんと書いてあります。
心に響いたページを折っていたら、本が厚く・・・
よい本でした。
2006/02/26(日) 18:12:27 | URL | tomo #-[ 編集]
そうなんだ!
>tomoちゃん

それはやっぱり、さっそく読まなくては。
映画は映画で、いいところもたくさんあるけどね。
原作とは別物って思わないといけないかも。

じっくり読んでみます^^
2006/02/26(日) 19:15:11 | URL | りょう #iMGqGyNY[ 編集]
正確に言うと、それを想像させるように書いてある。
と言った方が正しいかもしれません。

原作と映画は違いますよね。
たまにとても強くそう思います。
映画は観ていないのですが・・・
2006/02/26(日) 22:41:25 | URL | tomo #-[ 編集]
フカツェリ
エプロン姿の深津絵里が草をエプロンに包んでぱたぱた走るのがかわいいなぁ、って印象。

最後の数式はまったく意味がわかんなかった。どういう事なのか。

あと、毎日4の階乗の話をするけど、黒板にフカツェリの写真貼って「4の階乗」ってメモしとけばいいのになぁ、と思ったぬ。
僕の好きな「メメント」ではいちいち写真撮ってたから。
2006/02/26(日) 23:26:33 | URL | さかもと #tHX44QXM[ 編集]
これ。。。
観ようか悩んでやんですよね><
寺尾さんが出てる映画は結構当たりが多くて。。。
前回も、妻を殺してしまうヤツ。。。
めっちゃ好きでしたし、考えさせられました。。。
確かに寺尾さんは、何も喋らなくても、
絵になりますよね(゚ー゚*)。・:*:・ポワァァ

本から読んでみまーす♪
2006/02/27(月) 16:33:19 | URL | CHIHO #-[ 編集]
>tomoちゃん

丁寧にありがとう^^
本は想像してなんぼですから。


>さかもとさん

毎日会話することに意味があるんじゃない?
と思ったょ。


>CHIHOタン

観たら感想聞かせてね^^
他にもオススメある?
色々みたいので、情報求む!!
2006/02/27(月) 20:11:51 | URL | りょう #iMGqGyNY[ 編集]
う。。。む
フライトプラン観ました??
あれ、結構良いらしいですよ( ̄ε ̄〃)b
2006/02/28(火) 03:11:59 | URL | CHIHO #-[ 編集]
みたよ^^
>CHIHOタン

http://tsubo1.blog5.fc2.com/blog-entry-291.html

あ、でも、
これから観る予定なら、ネタバレしちゃうから読まないでねん
2006/02/28(火) 09:33:17 | URL | りょう #iMGqGyNY[ 編集]
こんにちは
面白かったです!また、遊びに来ますね。
2008/11/20(木) 14:43:06 | URL | ミカ #-[ 編集]
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九段会館にて「博士の愛した数式」試写会。 原作は小川洋子の「博士の愛した数式」。小泉堯史監督。 博士の愛した数式 原作本が面白かったので、映画化されると知ってから楽しみと不安半々で楽しみにしていた作品です。キャストが寺尾聰、深津絵里という事で安心して観てい
2006/02/26(日) 20:14:13 | 試写会帰りに
劇場に行くたびに「ボクの記憶は80分しかもたない」と繰り返し何度も観せられたためか、流行の記憶障害モノを今度はどう料理してるのかという興味だけで、あんまり気乗りしないまま観に行ってみた。気乗りしない理由は、感動を前面に出した宣伝と、監督の小泉堯史氏の作り出
2006/02/26(日) 21:33:27 | 俺の話を聴け~!
「博士の愛した数式」九段会館movie.walkerplus.com/hakaseでこの作品のキャンペーンが始まりましたがうまくリンクできません。なさけない。http://ip01.crossmarc.jp/xm42/View.aspx?v=QIVDoLMkyXF1I9CcQOqI7M5LaVCzmapA.vao6D6Q9CjPvKldfg.JNXfGz856b9.M↑↑↑ここです。
2006/02/26(日) 23:26:01 | てんびんthe LIFE
最近、記憶や数学を題材にした作品多いですよねぇ。この作品は、その両方を盛り込んだ作品ですねぇ~。寺尾聰さんの囁くような声に途中何度か睡魔が襲ってきましたが、ゆったりとしたほのぼの気分になれる作品です。私の好みでいうと、もう少し「記憶が80分しか持たな...
2006/02/26(日) 23:26:15 | ☆ 163の映画の感想 ☆
ヒューマン=ブラック・ボックス -映画のご紹介(89) 博士が愛した数式虚数「i」は「愛」である。レイトショーで「博士が愛した数式」を観た。
2006/02/27(月) 19:31:43 | ヒューマン=ブラック・ボックス
いまだかつて寺尾聰さんの笑顔をみただけで、こんなにうれしい気持ちになったことなどあったろうか。記憶が80分で消えてしまうため、家政婦の杏子(深津絵里)は毎日自己紹介をするですが、だんだん博士(寺尾聰)の笑顔が増えていくんですよ。そのたびに「よかったー」と
2006/02/28(火) 15:24:12 | まぁず、なにやってんだか
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