壺のある生活

映画・DVDのレヴューと感想。データベース。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/--(--) --:--:-- | スポンサー広告 | Trackback(-) Comment(-)
クローサー
クローサー Closer (2004/アメリカ)
closer.jpg
自制心崩壊物語

監督
マイク・ニコルズ Mike Nichols
脚本
パトリック・マーバー Patrick Marber
出演
ナタリー・ポートマン Natalie Portman (Alice)
ジュード・ロウ Jude Law (Dan)
ジュリア・ロバーツ Julia Roberts (Anna)
クライヴ・オーウェン Clive Owen (Larry)
コリン・スティントン Colin Stinton (Customs Officer)
and more


ロンドンを舞台に、引き寄せられるように巡り合う4人の愛の物語。
小説家志望でジャーナリストのダン(ジュード・ロウ)、N.Y.から単身渡英してきたストリッパーのアリス(ナタリー・ポートマン)、フォトグラファーのアンナ(ジュリア・ロバーツ)、そして医師のラリー(クライヴ・オーウェン)。彼らのむき出しで率直で赤裸々な愛が、形を変えて巡っていきます。

この映画、元は劇作家パトリック・マーバーの戯曲なんですね。演劇の映画化なのか。知らなかった。

「愛」をクローズアップしたこの作品、とにかく主人公たちが愛に貪欲。
貪欲というか、“趣くまま”というか、身勝手というか。
激しくネタバレになるので、詳しくは書きません。

アリスとダンが出会い、恋に落ちる。
ダンとアンナが出会い、恋に落ちる。
ダンの入れ知恵でアンナとラリーが出会い、恋に落ちる。
ダンとアンナの関係が深まり、ダンはアリスと、アンナはラリーと別れを告げる。
でも結局うまくいかなくて、アンナはラリーの元へ戻り、ダンはアリスの元へ戻っていきます。

まとめちゃうとこれだけなんですけど。


アンナに出会った直後のダンを見て、瞬時にダンがアンナに恋したことに気付くアリス。
涙を流しながら、真正面からアンナに抗議しライバル宣言するアリスに、ちょっとぞっとしました。勘の鋭さとダンに対する真剣さが伝わってきました。
そんなアリスに気圧されて、「わたしはダンを好きじゃない」と退くアンナ。

でも結局、二人は密に関係を深めます。

「アンナを愛してしまった」と、ダンがアリスに別れを切り出すシーンでは、
「(アリスを)好きだから嘘はつけない」
と言って、ありのままを話すのですが、それがあまりに残酷で自分勝手で、見ていてむかつきました。

だって、二人の住む部屋でセックスした、と素直に告白するんだもん。お前はアフォかと。
苦しそうに泣くアリスを見て、胃が痛くなりました。
わたしにもそんな思い出があったなぁ、と(´∀` )

んで、アンナも、ダンと浮気しつつラリーと結婚するという暴挙に出ます。しかも結婚後にダンとの関係を一方的に話し、離婚を迫るという身勝手ぶり。
嫉妬心全開のラリーは、ダンとのセックスがどうだったのか、しつこくアンナに問い正します。そしてそれに、丁寧に答えるアンナ。何故・・・・・・・。

そんな仕打ちなのに、
「別れたくない、捨てないで!!」オーラ全開のラリー。
“より戻せ”運動が激しくて、はっきりいって( ´Д`)キモッ
しかも、
「最後に一発やらせろ」と迫ります(´∀` )

最低だし、おまえらはそればっかりかと。

“離婚届けに判をもらう換わり”という最低なセックスを承諾するアンナですが、アンナ的には「仕方のないこと」。でもそれに気付いたダンは、またもやそれをアンナに問いただし、そしてまたもや、丁寧に答えるアンナ。そしてダンは、「もう続けられない」とアンナを振ります。

で、結局アンナはラリーの元へ戻り、ダンはラリーに、「アリスの元へ戻れ」と言われます。
人の妻を寝取っておいて、その旦那から助言をもらうなんて最低ですが、さらに最低なことに、ダンはラリーの目の前でまるで駄々をこねる子どものようにしくしくしくしく泣きじゃくります。

女のことで女々しく泣くんじゃねぇ!キモイ!!!
わたしにもそんな思い出が(ry


んで。
そんな最低な男なのに、アリスは戻ってきたダンを受け入れます。愛してるってそういうことなのかな・・・
しかし、ダンは、自分と離れている間のアリスの行動(ラリーと出会って関係を結んでいる)を問いただします(´∀` )もーいいじゃん・・・

そして、その後、アリスは急に
「愛は冷めた、消えろ」とダンを振り、そして単身N.Y.に戻っていきます。


ラストシーンからは、色々なメッセージを受け取ることができます。
フリーになったアリスをクローズアップするようなラストでしたが、4人のうち、誰の選択が正しかったのかは、分からないし、観る人によって違うと思います。
愛や恋に対して、素直になるのと自分を抑えることのどちらが正しいのか。
相手のことを思って、正直に話すのか嘘をつくのか。これも、どっちが正しいかなんてその時々によって違うし、人によって考え方も違うと思います。


そんなことを、様々考えさせられる一本でした。



この映画に感化されて書いた日記はこちら


★★★☆☆



人気blogランキング』参加中。
↑役に立った&面白かったらポチッとな。↑
スポンサーサイト
Comment
≪この記事へのコメント≫
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
Secret: 管理者にだけ表示を許可する
 
Trackback
この記事のトラックバックURL
≪この記事へのトラックバック≫
 ネカマのストーカー男vs変態医師。更に嘘つき女が加わって壮絶なバトルを繰り広げる! 「カラダを重ねるたびに、唇が嘘を重ねる」などというコピーのため、一体どれだけの嘘をつくのか?と身構えて注意深く観察した(つもり)。し、し、しかし、カラダを重ねないではない
2005/05/29(日) 02:59:15 | ネタバレ映画館
チネチッタのスタンプ・ポイントが貯まって無料券二枚ゲットしたので3本レンチャンで観てきました。あーーーーっ、疲れた・・・記事書くのも大変だよっ。まずは、1本目。出演はジュリア・ロバーツ/ジュード・ロウ/ナタリー・ポートマン/クライヴ・オーウェン・・。20
2005/05/29(日) 04:06:31 | ひらりん的映画ブログ
『closer / クローサー』2005年5月21日(土)全国公開 豪華な4人のキャストアンナ(ジュリア・ロバーツ)写真
2005/05/29(日) 10:11:21 | コウの鑑賞人blog
話題性のある映画だとは思うのですが、いかんせんスターのための映画という感じがどう
2005/05/29(日) 10:25:04 | RAKUGAKI
試写会「クローサー」開映19:00@ガスホール「クローサー」CLOSER 2004年 アメリカ配給:ソニー・ピクチャーズ・エンターテインメント監督:マイク・ニコルズ製作:ケイリー・ブロコウ、ジョン・コーリー、ロバート・フォックス、   マイク・ニコルズ、スコット
2005/05/29(日) 14:51:56 | こまったちゃんのきまぐれ感想記
監督:マイク・ニコルズ 原題:Closer キャスト:ナタリー・ポートマン、ジュ
2005/05/29(日) 16:45:04 | 見なきゃ死ねるか!聴かなきゃ死ねるか!
「クローサー」を観ました。★★★セックスセックスって、セックスがすべてか!?っちゅーの。え~、1:1:1:1.3くらいかなあ?←なんだと思います(笑)感想は[moonberry]へUP。
2005/05/29(日) 21:45:24 | ふわふわり
 運命に引き寄せられ、4人は出逢った。■監督 マイク・ニコルズ■脚本・原作 パトリック・マーバー■キャスト ジュリア・ロバーツ、ジュード・ロウ、ナタリー・ポートマン、クライヴ・オーウェン 通勤者であふれる朝のロンドン。新聞記者のダン(ジュード・ロウ)は、
2005/05/29(日) 22:54:56 | 京の昼寝~♪
カラダを重ねるたび、唇が嘘を重ねる。本当は連れと観に行く予定だったんだけど急遽ひとりで観にいくはめに。恋愛映画をひとりで観るのってちょっと気が引けるのよね。「なんだこいつ、ひとりで淋しく観にきてんのかよ」って思われるの嫌じゃん?でも何故か前から観たかった
2005/05/30(月) 20:50:29 | ひるめし。
『クローサー』は単純に言うと4人の男女の恋愛模様が描かれた映画。そして、そこにあるのは本能的でエゴイスティックでむき出しな男女の恋愛感情。この作品『クローサー』に出演のナタリー・ポートマンとクライヴ・オーウェンはそれぞれゴールデン・グローブで助演女優賞と助
2005/05/31(火) 19:13:03 | EVERSMILE
時間の都合で「クローサー」を見てきた。結構美しいイメージの映画って思ってたんだけど。ジュリア・ロバーツ、ジュード・ロウ、ナタリー・ポートマン、クライブ・オーウェン。4人の豪華キャストが描く男女の恋愛模様…といったところか。前日夜中の2時半まで起きていたのに
2005/06/01(水) 01:03:42 | 徒然日誌
この作品はもともとは「戯曲」であり、日本でも日本の俳優が日本語で舞台作品になっていたようだが、残念ながら筆者は見たことがない。作品評では男女間の性行為描写の台詞が卑猥だという話であったが、思ったほどではなかった。又、映画のコピーにはかなり騙された。それよ
2005/06/01(水) 21:53:39 | 利用価値のない日々の雑学
★本日の金言豆★ネットの掲示板などでいきなり過激で大胆な書き込みを連発する女性は、ほぼネカマか名簿業者・・・( ̄▽ ̄;) 登場人物の台詞がやたら浮世離れしてて、長台詞で持って回った言いまわしの連発だなあと思ってたら、何のことはない舞台戯曲が原作なんですね。 
2005/06/02(木) 01:01:53 | 金言豆のブログ ・・・映画、本、イベント情報等
目くるめく嘘のデパート。( どっかで聞いたような・・・?)嘘に傷つき、嘘に癒され、嘘は最大の攻撃であり、嘘は最大の防御・・・。いやぁ~、人間とは“嘘”をつく生き物なのですね~。えっ?「なんの話かわからない」ってですか?いやいや失礼しました。それは昨日観た映画
2005/06/05(日) 09:26:39 | Caroli-ta Cafe
 三角関係の恋愛ものというと派手な反目や諍いがつきものなので、四角関係ともなるとさぞ派手な愛憎が繰り広げられる映画が多いものと想像してしまい
2005/06/06(月) 05:31:58 | シネクリシェ
KAZZのこの映画の評価  今、話題の純愛ラブストーリー”電車男”とは、対極の感じの映画かな恋愛偏差値かなり高い人向けです大人向けのぐちゃぐちゃした恋の話が好きな人には◎ 男の気持ちが、凄く良く現れてるジュード・ロウのだめっぷりには脱帽ナ...
2005/07/01(金) 02:20:38 | (売れないシナリオライター)KAZZの呟き!
2004年 アメリカ期
2005/10/11(火) 00:55:21 | cinema note+
クローサー closer観た様々な街並みが見れて素敵なポートレートを眺めるようなそしてそこで描かれる人間関係が綺麗なという印象のスマートな映画でしたそして、何よりも印象的なのはキスの美しさ何度もあるキスシーンですが、そのどれもがキスに至るまでが綺麗!特に、前半
2005/10/26(水) 16:18:35 | Dazzling M
Copyright © 2006 Ryo@tsubo. All rights reserved.
Designed by aykm.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。